「アメリカのクレジットカードは、日本のクレジットカードと比較してたくさんのポイントやマイルをもらえると聞いたんだけど、どのような順番でクレジットカードを発行していけば効率的なの?」
そんな質問にお答えするために、以下の記事を作成しました。
今回の記事では、戦略的にクレジットカードを発行するために知っておいたほうが良い「クレジットカードの基本ルール」についてまとめていきたいと思います。
クレジットカード各社の特徴

クレジットカード会社によって、発行できるクレジットカードの数やルールがそれぞれ設定されています。
私の経験や、インターネットにある情報から簡単にクレジットカードの発行に関するルールをまとめていきたいと思います。
アメリカンエクスプレス
- 私の経験では、審査は緩め(Social Security Numberを取得してから約6か月でビジネスカードを発行できました。また、初めての通常クレジットカードをSSN取得から約7か月で発行できました)。
- 魅力的なカードがそろっているが、発行できるカードが4枚までとされている(私は現状、ビジネスカードを含め5枚カードを発行できているので、発行できる枚数は人によって異なるのかもしれません。また、プラチナカードのオファーが届いたこともあるので、6枚まで発行できる可能性もあります)。
- カード作成時のボーナスは、そのカードで1度しかもらえません。
Chase
- 私の経験では審査は厳しめ。
- 魅力的なカード多数あり。アメリカンエクスプレスが使えないお店(コスコなど)もあるので、Visaカードを発行しておきたい。
- Chaseの銀行口座があるとカード発行に有利という情報あり(私と妻は口座がなくてもChaseのクレジットカードを発行することができました)。
- 過去24か月で他社含め5枚以上カードを新規で作成していると、新たなカードは発行できない(ビジネスカードを除く)。5/24ルールと呼ばれています。
Citibank
- 私の経験では、審査の厳しさはふつう。
- 作成できるクレジットカードの枚数に制限はない。
- 8/65/95というルールがある。8日ごとに1枚のクレジットカードが申請可能で、65日以内に申請できる枚数は2枚まで。また、ビジネスクレジットカードは、95日以内に1枚申請可能。
その他クレジットカード会社
上記以外にもBank of AmericaやBarclaysといったカード会社があるのですが、私はクレジットカードのラインナップからアメリカンエクスプレスとChaseを中心に発行していきたいと思ったことから、特に発行はしておりません。
Barclaysに関しては、明確なルールは設定されていないようです。
Bank of Americaについては、2/3/4というルールがあります。これは、承認されるクレジットカードの枚数制限で、2か月間で2枚まで、12か月間で3枚まで、24か月間で4枚まで承認されるというルールです。このルールが適応されるのは、Bank of Americaが発行する通常のクレジットカードのみになります。
クレジットカード申請の頻度
クレジットカード会社がクレジット調査のために、クレジットヒストリーを参照すると、その参照記録が90日間保管されるという説があります。
したがって、できるだけクレジットカードの申請から次のクレジットカードを申請するまで90日の期間をあけることが推奨されています。
実際に私の妻が申請したクレジットカードで審査落ちしたことがあるのですが、理由としては短期間に多くのクレジットカードを申請しているからという理由でした。なので、少なくとも90日は間隔をあけて、クレジットカードの申請を行ったほうが良いと思います。
クレジットカードを申請して、もしその申請が未承認になると、次にクレジットを申請できるのが、90日後になるのでクレジットカードの申請はぜひ慎重に行ってください。
まとめ
今回の記事では、「クレジットカードの基本ルール」ということで、以下についてまとめました。
- クレジットカード会社の特徴
- クレジットカード申請頻度
クレジットカードの発行戦略を作る上で非常に重要なルールになりますので、十分注意していただければと思います。
ビジネスクレジットカードについては今回の記事では触れていませんが、Chaseの5/24ルールに該当せず、また私の経験からクレジットカードの申請頻度もあまり気にする必要がありません。
ビジネスクレジットカードについては以下の記事で紹介していますので、併せてご確認ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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